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34「風」

今年も早一か月が経ちましたね。正月に正月らしいと言われるようなことはされましたか?

元日の午後、散歩をしていると小学校の校庭で凧あげをしている家族がありました。でもその日は風があまり吹いておらず、なかなかあがりません。残念そうにしていると、子どもさんが「校舎の上の旗は揺れてるのにね」と。上空では風が吹いていることに気づかれたのですね。あそこまで凧があがれば・・・。

 

私が住んでいる出水市は日本一の鶴の渡来地と言われています。26期連続で1万羽以上やってきており、お寺のすぐ近くで見ることができます。また、車だとかなり至近距離まで近づくことができます。もちろん、驚かさないように。

朝、ねぐらを飛び立った鶴が、近隣の田んぼなどで食事をし、夕方ねぐらへ帰っていきます。そんな姿を散歩しながら見ているのですが、飛び立つときは風に煽られているように見えるのですが、上空までいくと、風をつかんだかのようにものすごいスピードに乗って飛んで行きます。見えない風を感じながら。

 

よく聞く話ですが、風は見えません。でも、風の影響を受けたものは見れますし、感じることができます。

目で見えるものもですが、見えないものもさまざまに感じながら、日々過ごしていきたいですね。

 

出水市 祐信寺 佐々中恵雄