去る10月2日、3年ぶりに「Bouz Meets Fes」が開催されました。
今回のフェスはお寺(本願寺鹿児島別院)ではなく鹿児島市の繁華街天文館にて開催されました。
雅楽・音楽ライブあり、僧侶衣装体験あり、お坊さんに愚痴を聞いてもらうブースあり、お念珠作り写経等々、様々なコンテンツを通して街ゆく人々のとの交流をさせていただきました。
「Bouz Bar」も出店をいたしまして、私も少しだけお手伝いをさせていただきましたが、その中である女性の方と出会わせていただきました。
その方はとにかく今回のフェスを楽しんでおられたようで、「坊主Bar」にあるアルコール入りのオリジナルカクテルが3種類ありましたが、一杯ずつ飲まれ、楽しくおしゃべりをさせていただきました。以前の鹿児島別院内でのフェスにもお越しいただいたようで、
「友人を誘って来たけど、お寺の門をくぐって、さらに本堂に入るのは少し抵抗があるけど、ここは(天文館)入りやすくていい」
と言うようなことを仰っていました。
お寺の山門の中と外。本堂の中と外。私はお寺に生まれ育ったのでそこまで考えた事がありませんでした。
時々、お参りの皆さんに、
「本堂の中心はどこだと思いますか?」
と質問をいたしますと、ほとんどの方が阿弥陀さま(ご本尊)の方を指さされます。阿弥陀さま自体は本堂の奥の方にご安置していますので、建物としての本堂の中心は別な所にあるかと思いますが、お寺に入る、本堂に入るという事は自然と仏さま中心の中に身が置きかわっている、という見方も出来るのかもしれません。
その様なお寺のもつあり方をこれからも私たちは大切にしていかなければなりません。それと同時に、これからのひらかれたお寺のあり方も考えていかなければならないとあらためて感じました。
外に出て、実際に声を聞く事を大切にした今回の「Bouz Meets Fes」。私自身、学びの多いものでした。
南さつま市 廣泉寺 大八木宗司
